斑入りヤマシャクヤク最高峰の一角、『白妙』です。
天冴えの雪白三光斑で、黄色味の無い純白の散り斑~源平斑と、ゴマ斑状の銀ノリの芸。
上柄になると軸も白く透け、「白寿」をしのぐ美しさと言われています。
詳しい内容はWEBサイト「斑入りヤマシャクヤクの魅力」さまにて説明されていますので、検索いただけましたら幸いです。
(残念ながら昨年は我が家では柄があまり出ず、参考写真も微妙なものになってしまいました)
こちらの苗は有名専門店のアルペンガーデンやまくささんから購入した原木の分け株になります。
昨年秋に株分けした2芽立ちの良株で、根も芽も元気に伸びています。
ラベルも購入時のもので、品種に間違いはありません。
何卒宜しくお願い致します。
(2024年 3月 11日 16時 39分 追加)
サイズと状態が分かりやすくなりますよう、
芽と根茎の一部の写真を追加しました。
(2024年 3月 11日 18時 15分 追加)
補足です!!
この「白妙」の芸は天冴えの純白斑と、砂子状の銀ノリ斑の複合芸です。
純白斑は芽出しの頃から真っ白に上がってきますが、銀ノリ斑は葉が固まる頃にゆっくり浮いてくる感じです。
銀ノリ斑の範囲が広いと、本に載っているような素晴らしい最上芸になります。
銀ノリ斑は陽を採った方が良くなり、純白斑は力を付けた方が良くなる(?)傾向にあるようで、
割ったばかりの株を養生して暗い所で作ると1枚目の画像(昨年の参考写真)のような、軽い純白斑のみの芸となってしまいます。
とはいえ、この不定形の純白斑は「白妙」唯一のものですから、品種の証明にはなるかと思って掲載した次第です。
なお、「白妙」はご存知の通り九州産で、性質自体はそう弱い部類ではありません。
大きくなるのもそこそこ早い印象ですが、とにかく人気が高すぎ&数が少なすぎる故、力が付いたバリバリの本芸の株が見られないのだと聞きました。
我が家でも昨年は割りましたが、以後親木はなるべく割らずに大きく育ててみようと思っています。
斑は言うまでもありませんが、花も透き通るような純白で、それはそれは素晴らしいものだそうですよ。
(2024年 3月 11日 16時 39分 追加)
サイズと状態が分かりやすくなりますよう、芽と根茎の一部の写真を追加しました。
(2024年 3月 11日 18時 15分 追加)
補足です!!