手のなかのすずめ アンネゲルト・フックスフーバー/さく ひらのきょうこ/やく
★1990年刊 定価1240円 28㌻ 25.5×23.5㌢ ハードカバー製本 表紙カバーあり
★ほるぷ出版の本書は絶版です。2002年から「一声社」から再刊出版されました(定価1540円)が、現在また絶版状態です。
★絵が語っていることは何か、目を凝らして見てみよう!
本書はドイツの著名な絵本作家であるアンネゲルト・フックスフーバーが描いた、まさしく絵が語る絵本で
す。主人公ティムの心の変化が絵の中に深く表現されています。子供に読み聞かせながら、一緒にじっくり絵を見てみましょう。絵の細部に描かれている要素から、あなたはどんなことを発見することができるでしょうか? あなたの子供はどうでしょう? 絵本を読むことは非常に奥深くおもしろいことなのだということを再認識させてくれる一冊です。
内容
ティムは両方の手で小鳥をつつんでそうっとゆっくり歩きます。大人はどうしてこんなにおし合うんだろう!でも、ようやく少しすきまができました。ティムにはまた空が見えました。そしてそこにお母さんがいたのです。少年の不安と成長を描いた名作。
お母さんと一緒に買い物に行った市場で、お母さんとはぐれてしまったティム。恐怖がティムの周りを暗い森に変えてしまいます。森の中で小さなすずめと出会ったティムは...。
著者略歴
フックスフーバー,アンネゲルト
1940年、東ドイツのマクデブルクに生まれる。工芸美術学校で植字工の技術などを学んだ後、ミュンヘンの広告代理店で働く。1968年からフリーのイラストレーター及び絵本作家として、こどもの本を制作し始める。多くの作品が様々な国で翻訳出版されており、そのイラストレーションとテクストはドイツ国内の賞だけではなく、国際的な賞を幾度も受賞している。『友だちのほしかった大おとこの話』(偕成社・絶版)は、1984年にドイツ絵本賞を受賞した
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内容
著者略歴
1940年、東ドイツのマクデブルクに生まれる。工芸美術学校で植字工の技術などを学んだ後、ミュンヘンの広告代理店で働く。1968年からフリーのイラストレーター及び絵本作家として、こどもの本を制作し始める。多くの作品が様々な国で翻訳出版されており、そのイラストレーションとテクストはドイツ国内の賞だけではなく、国際的な賞を幾度も受賞している。『友だちのほしかった大おとこの話』(偕成社・絶版)は、1984年にドイツ絵本賞を受賞した