飛騨家具の白川木工のネストテーブル
(くるみ材)2ケ組。
ネストテーブルとは大きさの異なる大小のテーブルを組み合わせることにより使用する時は広く、収納する時はコンパクトにできる工夫がされた家具です。
側面から裏面まで途切れることなく木目がつながっているのも、この天板が無垢材であることを物語っています。シンプルでありながら、ふたつとして同じものは存在しない木目はまさに「オンリーワン」。主張しすぎない個性は飽きの来ないデザインの重要なポイントです。そして正面の縁には少し膨らみを持たせた「なぐり加工」が。まっすぐな側面に比べて印象も穏やかで胸やお腹が当たっても柔らかく受け止めてくれます(写真⑥)
通常、釘や接着剤で留められる接合部分は「あられ組み」で繋げられています。それぞれの板に溝を彫り、すき間なくぴったりと重ね合わせるという非常に高度な技術を要する工法。しかしその強度は釘などのそれとは比べものにならないほど安定しており、見た目の美しさも兼ね備えています。シンプルだからこそごまかしの効かない技術。無垢材ならではの辺材と芯材のコントラストは、ひとつの素材とは思えないほどの色合いです(写真④⑦)
この机には金属製のものは一切使われておりません。
サイズ
［大］幅89㎝、奥行40㎝、高さ、36㎝ ［小］幅83㎝、奥行40㎝、高さ33㎝、の2組で１つになります。［大］にくぼみがあり、［小］をお部屋のスペースに合わせて組む事ができます(写真12.13)
わずかなスリキズなどはありますが全体的に綺麗でしっかりとしており、もちろんあられ組にガタツキもありません。
飛騨家具の良さがわかる方に譲りたいと思います。
天板にわずかにうすいシミがあります。(写真14)
#shirakawa
