組子細工は小さく切り出した木片を用い、釘を使わずに組み合わせて美しい幾何学模様を描く伝統工芸です。江戸時代になって一気に進化し、その模様に家族の幸せや子孫の繁栄という願いを込め、縁起を担いだようです。元々は障子や欄間、襖等に使われてきたものです。
日本の伝統工芸や文化に触れることから、今も昔も人々の切実な願いは変わりがないことに気付かれることでしょう。
今回の作品は「シンプルイズベスト」をコンセプトに製作してみました。
不思議なことにトレイ単独の顔と豆皿を置いた時のトレイの顔が全く違うことです。私たちの日常生活の中にもこれと似た事象が多くあることに気付かされますね。
是非、日常生活の中に伝統工芸を組み入れ、ご家族で上質な空間を演出してみませんか。
* 材 質 檜(ひのき)+杉(外枠)
* 縦 約407mm
* 横 約131mm
* 高 さ 約18mm
* 重 さ 約136g