インテリアとして飾れる、フェイクや本物の標本を完全手作業で作っています。
今回は実在するキノコ「モエギタケ」を
石粉粘土（石塑粘土）で作ったレプリカ標本です。
「モエギタケ」という名前の通り
傘部分が萌葱色をした目に鮮やかなキノコです。
可愛らしく出来ました。
傘がこんもりとしていてちょっと草饅頭に似ています。
傘には強い粘性があって、ジュレ感の有る個体が多いですが
ジュレ感は少し薄めで見栄えの良いツルツルテカテカした個体をモデルに製作しています。
この緑色の可愛いキノコの存在を知り惹かれました。
ファンタジー作品に出てきそうなビジュアルで
標本にしたらさぞかし綺麗だろうな・・・と。
しかしキノコはそのままの姿で標本にするのは難しい存在のうえ
（乾燥標本もそれはそれで魅力がありますが）
入手するのも難しいので、石粉粘土で実物大の物を作る事にしました。
粘土を削ったり盛ったり磨いたりを繰り返し、時間をかけて作っています。
傘の萌葱色は微妙に違う緑色を何層も重ねて着色し深みを出しました。
傘表面の艶感はレジンでは無く、変色しにくいメディウムを使用しているので
長く変わらない姿を維持できます。
柄のささくれだちも再現し
傘裏側のヒダも１枚１枚貼っていったのでとても立体的に出来ています。
キノコだけではなく
標本箱も板を切りガラスをカットし・・・とキノコに合わせて
全てを完全に手作業で作っています。
今回の標本は特に、キノコの萌葱色と箱の茶色の対比がとても合っていて
見栄えの良く仕上がりました。
ラベルには和名、英名、学名、分類を記しています。
一番立派に育った状態の大きなキノコと
中位の若いキノコ、傘を広げる前の幼い物と変化のある3体のセットです。
是非机やコレクションケースに飾ってください。
巨大すぎず、小さくも無く、飾りやすくてインパクトもある標本です。
こちらは画像の現物をお届けします。
標本箱のガラスは学部分を上にスライドさせると開閉でします。
キノコは箱から出すことができますが
キノコに刺さった真鍮の棒は接着している為取る事が出来ません。
衝撃や摩擦で塗装が剥がれやすいです。
キノコ 同士が当たるだけでも触れた箇所が剥げる可能性がありますので
手にする際はゆっくりそっと扱ってください。
画像の白い本は文庫本です、サイズの参考にしてください。
画像の本、鉱物、モエギタケ 以外の標本等は撮影用の小物です
今回お届けするアイテムには含まれませんのでご注意下さい。
お届けするのは「粘土製のモエギタケ （3個）、標本箱、」のみです。
全てを完全に手作業で作っている為、1ミリ程誤差があります事を
ご了承ください。
標本箱はガラスをスライドさせることで開けることが出来る為
箱を傾けるとガラスが隙間から落ちますので
取り扱いに充分ご注意下さい。
モエギタケは粘土で出来ています、とても硬いですが硬いものにぶつけたり
落としたりすると欠けたり割れたり塗装が剥げたりします。
また塗装は水に弱いので、水濡れにはご注意ください手汗も危険です。
キノコの傘部分を持つと柄との接着面から折れる可能性があります
箱出し入れの際は傘部分では無く、柄の下の方を持って行ってください。
時間の経過と共に色あせ、色が褪せる等変化する事があります。
紫外線は退色と劣化を早めますので
直射日光の当たる場所への設置は避けてください
木材の歪み、腐敗、劣化を防ぐ為に、キッチンや洗面所等
水回りでの設置もお止めください。
使用しているアガチスという木材は柔らかく
とても傷が付きやすいので尖ったものに当たったり落としたりすると
表面が凹んだり傷が付きますので取り扱いにご注意ください。
箱のツヤ感が無くなって来たと感じた時は、乾いた柔らかい布で軽く磨いてください
ツヤが蘇ります。
仕上げに塗ったワックスが布に付きますので、必ず不要な布で磨いてください。
レトロな雰囲気を出す為に棚や箱には、色むらや傷加工を施していますが
仕様です。
モエギタケ サイズ：（大）H11㎝×W6㎝（中）H8㎝×W4㎝（小）H6㎝×W2.5㎝
標本箱サイズ：H19.5㎝×W13.3㎝×D10.8㎝
材料：石粉粘土（石塑粘土）、アクリルガッシュ、グロスポリマーメディウム、
真鍮、紙、ガラス、アガチス材、檜
